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深い山のブログ

分け入っても分け入っても青く深い山

留学についてその5

今回はこれまでのテーマに収まらなかったことについて書く。

 

 

はじめにトレーニング環境について、大学内にはタータンの400メートルトラックをそなえた運動場が2つある。うちひとつはインフィールドが天然芝で、もうひとつは人工芝となっている。跳躍の砂場、投擲のピットもある。3000sc用の水濠も一応存在するが、ハードルは一度も見たことがない。坂ダッシュに使える坂もある。

大学の体育学部の陸上班があるらしいが、彼らは平日の日中、授業として練習しているようで、どのような活動をしているかはよく知らない。スタブロをもって歩いている人を見たことはあるので、どうもスタートの練習はしているようだ。

朝と夜はトラックを走ったり歩いたりしている一般の学生が多いので、その時間にポイント練習をするのは危ない。

 

 

大学から歩いて20分ほどの距離にトレーニングジムがある。今年で開業2年目らしい。フリーウェイト、マシン、トレッドミル、バイク、卓球台、ビリヤード台などのトレーニング機器がそろっており、シャワー室もある。学生証をみせれば、4か月で280元の学生プランが申し込める。

使ったものをほかりっぱなしにしておくというマナーがある。

 

 

留学に際してかかる一年分の諸経費について

学費 : 8000元

寮費 : 2400元或いは1200元

ビザ : 400元

保険 : 300元

教科書代 (中国語を学ぶコースの場合) : 200元

 

学費と寮費については、半年の場合半額になる。これらに加えて光熱費や飲食費、交通費などの生活費が必要になる。このあたりはどのような生活を送るかで金額の多寡が変わってくるが、日本の水準と比べたらずっと安い場合が多い。

ビザは、自分で手続きすればこの400元はいらない。教科書代は、自分でネットで買った方が多分安くつく。

 

 

そのテの店は、本番ありで600~700元、なしでその半額くらい。半紹介制で、暗号を知っておく必要がある。外観はただのお茶屋。

 

 

気候について、昆明は春城という異名があり、一年を通じて春のようで過ごしやすいとうたうが、実際のところ夏の晴れた日中は暑い日もあるし、冬の朝晩もそこそこ寒い。雨が降ると季節を問わず一気に冷える。夏の暑さは、乾燥していることもあり、日本の暑さよりも気にならない。6月から8月ごろにかけては強烈なにわか雨が降る。

 

 

今回はここまで

 

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留学についてその4

留学生活、今回は学習について。

 

 

留学の中でも、中国語を学ぶコースと、専門科目を学ぶコースがある。

中国語を学ぶコースは、入門から上級までレベル分けがなされており、中国語が全く分からなくてもゼロから学べるようになっている。

授業数や時間は写真の通り。

遅刻欠席、提出物については甘い。

テストでは、少なくとも中の人がいたクラスでは、カンニングが横行していた。

中国人の学生が受ける授業も聴講することができる。実を言うと正式に認められているかはわからないが、授業をしている先生に声をかけて許可をもらえばいい。

図書館は、自習室と閲覧室が分かれている。自習室は朝から夜まで開いているが、閲覧室はそこの担当の人が出勤している時間でないと入れない。本の管理は、なかなかにずさんで、少し心苦しい。留学生は本を借りられるようにする手続きが少しめんどう。

 

 

今回はここまで

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留学についてその3

留学生活、今回は住について。

 

 

住環境の選択肢は、大学内の学生寮に入る、大学外でアパートを借りる、ホテル暮らしをする、の3つが考えられる。中の人は寮に住んでおり、アパートやホテルの事情には詳しくないので、今回は学生寮の様子についてのみ書く。

 

 

留学生用の学生寮は2タイプある。ひとつは、個室付きのタイプで、3つの個室とバルコニー、そして広めの客間に共用のシャワートイレがついている。個室には机と椅子、衣装ダンス、ベッドと厚めの敷マットが備えられている。もうひとつのタイプは、ふたりひと部屋で、やはりバルコニーとシャワートイレ付きである。こちらのシャワー室は個室付きタイプのそれの半分くらいの広さしかない。机は長机をふたりで共用し、ベッドと衣装ダンスは二段になっている。こちらのベッドは敷マットがないので、敷布団を自分で買う必要がある。

 

寮では断水がたまに起こる。停電も断水ほどではないが無いことは無い。

門限があるらしいが、よく分からない。少なくとも中国人学生の寮よりは管理がゆるいと思う。

寮費について、この記事を書いている年度では、個室タイプでひとり年2400元、二人部屋でひとり年1200元となっている。二人部屋は、基本的に同じ国籍で同性の学生2名で住むことになっているので、もし同じ性別の日本人が1人だけしかいなければ、恐らく自動的に個室タイプが割り当てられる。

 

 

大学内は大学のWi-Fiがあり、月40元でいくらでも使える。ひとつのアカウントにつきひとつのデバイスしかつなげない。他にも使った時間だけお金を払う方式があるらしい。屋内であれば教室、寮、食堂どこであってもほぼつながるし、屋外でも一部つながるところがある。

 

 

今回はここまで

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留学についてその2

 

留学生活、今回は食について。

 

 

寮の中は一応料理禁止となっていて、炊事場もないので、だいたい学食、たまに外に食べに行くことになる。

大学には学食棟が2つあり、割と多くの店がやっている。それでも足りなくて、今度3つに増えるらしい。朝はビン、おかゆ、麺、マントーやバオズを出す店くらいしかやっていない。昼と夜は、ご飯とおかずを注文するタイプのものをよく食べるのだけれど、お値段は、野菜と卵のおかずだけなら5元くらいで、肉をたのむと6元以上になる。料金は量で変わる。味付けは、油が多めで濃いめのものが多い。これはビールでやった方がいいのでは、と思わなくもない。ちなみにビールは1ビン、1カンで3元から6元くらいのものが多い。

 

 

フルーツが、日本育ちの感覚からすると、とてもとても安い。

 

 

寮は一応料理禁止なのだが、作っている学生も多い。留学生もまた、自分の国の味を楽しんでいるらしく、ナンプラーの匂いが廊下にただよっていることがよくある。寮では電気釜をつかってどんな調理でもする。ご飯を炊くだけじゃないんだなーと少し感心する。知り合いの中国人学生に言わせると、食堂の味は今一つだから、自分で作ることもあるのだという。4年さらに院進した人はプラス数年同じような物をたべているから、飽きるだけなんじゃないかとも思うが。

 

 

最後に飲み物について。

水道水は飲めないので、飲み水は買うことになる。寮の部屋にはただで借りられるウォーターサーバーを置いているが、その水が18.9リットルで10元、ペットボトルだと500ミリリットルで1元で買える。ビールについては前述の通り、ほかにもいろいろな酒があるがここでは割愛。

 

 

プロテインは、オプティマムの5ポンドのゴールドスタンダードホエイがタオバオで429元だった。

 

 

今回はここまで

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 たとえばこんなの

 

留学についてその1

これから5回は、留学生活について書く。

記述のテーマはそれぞれ衣、食、住、学習、その他としたい。

衣食住学習に入らないと判断したものは全部その他に含める。

 

 

今回は衣について。

 

 

日本の関東平野部と比較すると、夏が特別暑いということも、冬が特別寒いということもないので、特別な準備は必要ないように思う。暑くない、寒くないわけではないのだけれども。紫外線が強いこともあり、特に女性は日傘を携帯していることが多い。

 

 

中国ではネットショッピング (タオバオやジンドン) の環境がととのっており、学生も身に着けるものをネットで買う人は多い。もちろん大学の外にも服やスポーツ用品を売る店はある。中の人はというと、ウェアやらシューズやらはネットで買う。本物の日本メーカーのものは少し割高感がある。今のところ被害にあったことはないが、悪徳な売り方をする店は確かにあるそうだ。

運動着でいうと、こちらでは先のしぼれたジャージズボンが主流である気がする。ちょっと古臭いイメージをもってしまう。

 

 

洗濯は、手洗いしている。正確には足洗いで、桶に洗剤とお湯を入れて、シャワーを浴びるときについでにぼふぼふと踏む。一応留学生の寮には洗濯機があるのだが、一回5~6元必要なことや、今まで洗濯機など使ったことがないという中国人学生の話から、踏み洗濯を実行することにした。洗濯物はしぼって干すだけだが、空気が乾燥している日が多いので、わりとすぐに乾く。

 

 

昆明に長く滞在している人の話によると、7~8年前と比べて学生もおしゃれになってきたとのこと。同じ服を何日か着る学生もいるが、ある学生から、昆明は乾燥しており汗がすぐにとぶから、何日か着まわしても大丈夫との意見を聞いたことがある。

 

 

今回はここまで

 

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まえがき

中の人について

2017年3月現在、日本の四年制大学を休学し、中国は雲南省昆明市の大学に留学中。

高校、大学と陸上部で、昆明でも練習している。トラックの長距離種目に取り組む。ただし、陸上のために留学しているわけではない。

 

 

ブログについて

最初の数回を留学生活についての記事とし、後はぼちぼち思うままに更新するつもり。

 

 

このブログを立ち上げるに至った動機

動機は主にふたつある。

 

  1. 事実、そして自分の考えの整理のため
  2. 中国、特に昆明に留学するという選択肢を提示するため

 

1については文面通り。2を補足すると、雲南省、ひいては中国の内陸部、西南地方は沿岸部と比べて日本人留学生が比較的少ない。こうして昆明での留学生活の一端を発信することで、これから中国に留学せんとする方々に、留学先の一つとして雲南省を考えてもらえればいいかなと。記事に書いてあることについては、あくまでも一個人の事例であって、2017年3月現在のものであることに注意されたし。

中国で勉強しながら高地トレーニングをしたい、というありもしなさそうな需要も少しは想像している。

 

 

今いる大学は海抜約1900mの位置にある。

大学で暮らし、大学で練習するということは、Living High Training Highということになる。

 

 

今回はここまで

 

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